江戸時代、徳川将軍家に代々伝えられてきた名刀がおよそ150年ぶりに確認され、京都国立博物館で15日から一般公開されることになりました。 この刀は鎌倉時代の有名な刀工がつくった「島津正宗」で、このほどおよそ150年ぶりに確認されました。 京都市東山区の京都国立博物館によりますと、大阪の実業家の男性が今から 45年ほど前に江戸時代には公家だった近衛家から譲り受けたものだということです。 最近になってこの男性が京都国立博物館に寄贈し、専門家が調査したところ、本物であることがわかったということです。 刃の長さは約70センチで、刃文と呼ばれる模様が先端に近づくにつれて波打っている躍動感が特徴だということです。 この刀は明治時代から所在がわからなくなっていて、江戸時代の末期に皇女和宮が将軍、徳川家茂に嫁ぐ際に徳川家から天皇家に献上されたという文献も残っているということですが、はっきりとした
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