2021年3月3日、秋葉原駅ほど近くのSEEK BASE催事場に、ピザを販売するキッチンカー「おとめし」がオープンした。最大の特徴は、車体の各所に掲げられた通り、ピザの調理にIoTが活用されることだ。 ピザは10種類程度から選択できる。筆者が注文したのはマルゲリータ(700円)。注文を受けてから生地をこね、手作りの窯で3分ほど焼いて提供される。直径20cm程度のサイズは、シェアせず独りで食べきることを想定したものだ。 おとめしを「IoTピザ屋台」と呼ぶ理由は、ピザ窯に備え付けられたRaspberry Piにある。窯の内部2カ所に熱電対を取り付け、測定した温度に応じてヒーターを自動制御している。現在のIoT要素は温度管理だけだが、今後は店舗の音声操作対応やベルトコンベアのオートメーション化など、徐々にIoT機能を増やしていく予定だという。 店主の村田一樹氏は秋葉原で10年以上にわたってプロモ
![ラズパイでピザ窯制御——秋葉原にIoTピザ屋台「おとめし」が登場|fabcross](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4563820b0d33acf3d7406e3075e6a8b4b172a0f0/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ffabcross.jp%2Fnews%2F2021%2Fdmln5300000pnhwp-img%2Fdmln5300000pnhxi.jpg)