トレンドマイクロは、英語ブログ「Malware Blog」などを通じて、たびたび「Denial of Service(DoS、サービス拒否)攻撃」について解説してきました。「DoS攻撃」とは通常、特定のシステムやサーバを対象に、大量の情報を送りつけることによって正規ユーザによる情報やサービスへのアクセスを不能にする攻撃です。 Webサーバの定番である「Apache」を管理する「The Apache Software Foundation」が 8月下旬、同Webサーバすべてに影響を及ぼす脆弱性を確認したことを発表しました。トレンドマイクロは、この脆弱性を利用する DoS攻撃を検証。そして、この攻撃に利用された手口は従来の DoS攻撃と異なることが明らかになりました。通常の DoS攻撃では、SYNフラッド攻撃や UDPフラッド攻撃、ICMPフラッド攻撃といった手口で、大量のトラフィックを送信し