NECは、弱い電波を利用して人やモノの形や動きを正確に把握するシステムを開発した。独自のシート型センサーと解析技術の組み合わせにより、カメラを用いることなく人の出入りなどを把握する。公共施設等に設置することで、プライバシーへの配慮と異変の早期発見を両立させるのが狙い。
TSUTAYAおよびTポイントカードを展開・運営しているカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が、9月27日に「顧客情報管理委員会」を発足させ、会員規約を改定すると発表を行った。その背景には、総務省のパーソナルデータに関する報告書や、Suicaの駅利用情報の販売、NTTドコモのビッグデータ販売が問題視されたことがあるものと思われる。今回は、CCCの発表について、その内容と意義について考えてみたい。 ビッグデータ利用の拡大は、個人情報の扱いに関連して新しい問題を市場に提起しているのをご存じだろう。法律で規定された明確な個人情報(住所、氏名、メールアドレスなど)以外に、条件や複数の情報との組み合わせで個人情報となり得る情報、いわゆるパーソナルデータの問題である。 企業に悪用の意思がないとしても、自分の行動履歴や嗜好が名前や会員IDなどと共に管理されているという事実を重く見る意見も少なくな
ISO/IEC 27001/27002の新旧対応表が公開されました 2013年11月12日 一般財団法人日本情報経済社会推進協会 情報マネジメント推進センター ISO/IEC 27001及びISO/IEC 27002の 2005年版と2013年版の対応表(SD3:Standing Document 3)が、 ISO/IEC JTC1/SC27 N13143文書として、11月7日付けで公開されましたのでお知らせします。 同文書は、 http://www.jtc1sc27.din.de/cmd?level=tpl-bereich&languageid=en&cmsareaid=wg1sd3 から無料で入手できます。 上記SD3文書には、ISO/IEC 27001:2013 → ISO/IEC 27001:2005の対応表、及び ISO/IEC 27002:2005とISO/IEC 27002:
By Chris Christner IT企業Kaspersky Labのユージン・カスペルスキーCEOは、国際宇宙ステーション(通称ISS)がロシア人宇宙飛行士によって持ち込まれたUSBメモリからマルウェアに感染していたことをIBTimes UKのインタビュー内で明らかにしました。 International Space Station Infected With USB Stick Malware Carried on Board by Russian Astronauts - IBTimes UK http://www.ibtimes.co.uk/articles/521246/20131111/international-space-station-infected-malware-russian-astronaut.htm カスペルスキー氏は、ISSがマルウェアに感染した時期、お
Microsoftが公表していたのとは別の、新たなIEの未解決の脆弱性をセキュリティ企業が報告。米国の「戦略的に重要なWebサイト」に不正なコードが仕込まれているという。 セキュリティ企業のFireEyeは、これまで知られていなかったInternet Explorer(IE)の未解決の脆弱性を発見したと発表した。Webサイトに不正なコードを仕込んで閲覧したユーザーにマルウェアを感染させる「水飲み場型攻撃」に利用されているという。 IEを巡っては、Microsoftが11月5日付で未解決の脆弱性に関する情報を公表している。しかし、今回FireEyeが発見したのはこれとは別のもので、新たな脆弱性だという。 FireEyeが11月8日と10日のブログで伝えたところでは、新手の攻撃はIEの境界外メモリアクセスの脆弱性と、情報流出の脆弱性を悪用してコードを実行する仕掛けになっている。境界外メモリアク
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます NECは11月12日、個人情報のプライバシー保護に関する新技術を開発したと発表した。従来より40~100倍高速に、ほかの情報と照合しても個人を特定できないように匿名化できるという。 個人情報は、性別や生年月日のように一個人に1つの値となる属性(単一値属性)と、病名や投薬名のように一個人に複数の値が含まれる属性(集合値属性)の組み合わせからなる構造を持つ。 従来は、単一値属性と集合値属性をそれぞれ分けて匿名化していたため、精度や安全性に課題があったという。NECは、データの精度を保ちながら単一値属性と集合値属性をまとめて高速化、「ほかの情報と照合しても個人を特定できないよう匿名化」(k-匿名化)させ、特定されるリスクを大きく低減するアルゴ
NECは2013年11月12日、パーソナルデータ(個人に関する情報)の匿名化処理を、従来の40倍高速に実行できるk-匿名化アルゴリズムを開発したと発表した。データの精度を保ちながら、データから個人を特定されるリスクを軽減できる。2014年度中の実用化を目指す。 k-匿名化とは、共通の属性を持つ個人が「k」人個以上になるよう、データをあいまいに加工する技術のこと。kの数が大きいほど、データから個人を特定されるリスクが低くなる。 NECが開発したのは、性別や生年月日といった個人に固有の属性(単一値属性)と、病名や投薬名などの履歴データ(集合値属性)をまとめてk-匿名化するアルゴリズムである。従来は、単一値属性と集合値属性を分けて個別に匿名化していたため、精度や安全性に課題があったという。 NECによると、一般的なPCサーバーを使って50万人規模の医療情報にk-匿名化を施したところ、単一値属性と
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