道路の通行止めは出ているのか? 避難場所はどこか? 2月14日からの記録的大雪では、行政機関によるツイッターでの災害情報発信の在り方が問われました。現場の1次情報をきめ細かく発信した出先機関があった一方で、中央官庁による発信に課題も見えてきました。最新の情報を広く伝えるには何が必要なのか? 経済部・山下和彦記者が解説します。 現場から刻々と 立往生する車、吹雪の国道……。画像を交えて現場の状況を刻々と伝えたのは、山梨県にある国土交通省の出先機関「甲府河川国道事務所」です。その情報発信は今回大きな注目を集めました。 時間を追うごとに悪くなる道路の状況のなか、車の立往生が各地で相次ぐと、「避難場所」を連続して投稿していきました。具体的な場所を挙げて紹介し、地図へのリンクも貼りました。 甲府河川国道事務所のツイッター担当者は6人。14日から週明けにかけて交代しながら24時間体制で発信を続けま
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