タグ

2014年12月1日のブックマーク (2件)

  • EU規制当局、Googleに「忘れられる権利」の全世界適用を求める

    欧州連合(EU)のデータ保護当局は2014年11月28日、同地域内で今年5月に認められた「忘れられる権利」を全世界に適用することを求めるガイドラインを公表した。 「忘れられる権利」(Right to be Forgotten)はEUの最高裁にあたる欧州司法裁判所(European Court of Justice)が下した判決で、検索エンジンは現状にそぐわない不適切なプライバシー情報へのリンクを削除しなければならないとの判断が示された。この権利はウェブページへのリンクを検索から削除することから(自分のことを)「探されない権利」とも言えよう。この判断に従って Google は5月より欧州域内からの個人情報削除の依頼を受けており、現在までに174,000人から延べ60万以上のURL削除依頼申請があり、このうち約42%のリンクが削除された。Googleが公開した資料によると、忘れられる権利に基づ

    EU規制当局、Googleに「忘れられる権利」の全世界適用を求める
  • Microsoft、「忘れられる権利」に基づく削除要請の査定を開始

    Microsoftは同社の検索エンジン「Bing」において、「忘れられる権利(right to be forgotten)」に基づくリンク削除要請の査定を開始した。リンク削除要請を支援するサービス「forget.me」が現地時間2014年11月28日に明らかにした。 欧州連合(EU)の欧州司法裁判所(ECJ)は今年5月、スペインの男性が米Googleを相手取って起こした訴訟で、「検索エンジンは、個人情報を含むWebページへのリンクを検索結果から削除する義務がある」とする判決を下した(関連記事:Googleは個人情報へのリンクを削除する責任あり、欧州司法裁の判決)。これを受けGoogleは削除依頼の受付を開始し、検索結果ページからリンクを削除する作業を6月末より進めている。 Microsoftも同判決を考慮する姿勢を示し、リンク削除を申し込むためのツールの提供を7月に開始した(関連記事:M

    Microsoft、「忘れられる権利」に基づく削除要請の査定を開始