オウム真理教による地下鉄サリン事件(1995年) カルト(英: cult)は、ラテン語のcolo(動詞:耕す)から派生した cultus (名詞:耕作、世話、崇拝など)を語源とする言葉である[1][2][3]。フランス語(仏: culte)では、宗教の宗旨別を意味し、学術用語としてはカリスマ的指導者を中心とする小規模で熱狂的な会員の集まりを指す[4]。現在では、宗教団体を中心に反社会的な組織や団体を指して使用される[4][5][6][7]。 ヨーロッパでは、一般的な宗教から派生した団体を「セクト」(仏: secte)と呼び[8][要ページ番号]、カルトと同義として扱われている[9][要ページ番号]。 「カルト」(英: cult)とは、米国で伝統的に異端的なキリスト教や新宗教に対して使われた言葉である。特に1978年に発生した人民寺院事件以降、反社会的な宗教団体に対して「カルト」という言葉が