富野由悠季監督の小説のなかでも一番のボリュームを誇る『オーラバトラー戦記』をようやく読み終わりました。読み終わりましたが、有り余る感想がどんどん浮かび上がりますので、今日から何回に分けて、1巻ずつの感想を書きます。今回は、『オーラバトラー戦記6 軟着陸』です。 前巻のラスト、オーラマシーンがある以来ライバルであった元・聖戦士ジョクとバーン・バニンクスが激突する瞬間、気位高い女騎士ガラリア・ニャムヒーが割り込んだ結果、オーラロードが開かれ、三人(+一匹のフェラリオ)を地上界へ送り込んだのだ。バーン、ガラリアがそれぞれ日本の違うところに飛ばされ、ばらばらになりましたが、2人が真っ先に直面するのは、ジョクやショットみたいな地上人が住んでいる奇妙で不可解な世界だった…。一方、こっそり故郷の田無に帰ったジョクが、ある女性と出会って、不思議な体験を味わうことに…。 この巻のあらすじはだいたいこういうも
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