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2009年10月30日のブックマーク (1件)

  • WEBアニメスタイル | アニメ様365日 第239回 杉井ギサブローと『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』

    『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』という映画にちょっと当惑としたのは、文脈が読めなかったからだ。大袈裟な言い方をすると、アニメ史的な文脈が読めなかった。 この頃の僕は、国内の商業作品ならどんな斬新な作品でも、それが生まれた経緯について見当がつくようになっていた。半可通マニアの思い込みだったのかもしれないが、とにかく見当はついた。つまり、「あの作品を作った監督が、この原作を手がけたから、こうなったんだな」とか、あるいは「前から凝った作品を作るスタジオだと思っていたけれど、今回はさらに力が入ってこうなったんだな」とか。それまでの流れの中に位置づけて、その作品について考える事ができた。 だが、『宮澤賢治 銀河鉄道の夜』は、そのように位置づけられなかった。まず、前回も触れたように、それまでに僕が観たどの劇場長編アニメとも違っていた。幻想的な映画ではあるが、単にフワフワとしたファンタジーではなく、緻密に設計

    prisoner022
    prisoner022 2009/10/30
    不思議と彼が手がける作品は、オタクっぼくならない。それは、彼がこだわりや執着で作っていないからでもあるのだろう。そして、一般層を相手にして、きちんとヒット作にしている。