臨時国会が4日、召集され、自民党の新総裁に選ばれた岸田文雄氏が第100代内閣総理大臣に選出された。岸田氏が「目標とする政治家」として名前を挙げる池田勇人元首相が主人公で、岸田氏も愛読しているという漫画「疾風の勇人」の作者・大和田秀樹さんがスポーツ報知に描きおろしのイラストを寄せ、新首相に就任した岸田氏に”エール”を送った。 「疾風―」の単行本7巻の帯コメントを岸田氏に頼んだ担当編集者から、愛読者であることを知ったという大和田さん。「それまでも、政治家の中に私の作品を読んでくれている方がいるというのは聞いたことがあったのですが、岸田さんといえばお父さんも(池田氏が創立した)宏池会でしたし、いわば『生まれもっての宏池会』ともいえる方。それだけに驚きましたし、うれしかった」と振り返った。 岸田氏の人柄については「正直、よく分かりません。でも、物静かな雰囲気を見せていますが、実際には“武闘派”だと