横浜FMの中山昭宏社長が16日、横浜市内で取材に応じ、同日に発表したキューウェル監督の契約解除、ハッチンソン・ヘッドコーチの暫定監督就任について、経緯を説明した。 キューウェル前監督とは15日に30分程度話をし、契約解除とする旨を伝えたという。 同社長は「クラブ初の、輝かしい成績をもたらしてくれた。本当に感謝している」と、ACLでクラブ史上初めて決勝に進出した前指揮官の功績を強調。15日の会談時も本人に伝えたという。 一方でACLとJリーグを並行して戦う過密日程の中ではあるものの、首位の町田と勝ち点20差という現況に危機感を感じていたという。「選手が生き生きとした姿でアタッキング・フットボールをやりきれていなかった。そこは課題であり、そこの整理をして、修正をしていくことが必要だと感じた」と解任に至った理由を語った。 後任にはハッチンソン・ヘッドコーチの昇格を決めた。アタッキング・フットボー