2日に行われたFIFA(国際サッカー連盟)理事会の投票で、2018年と22年のワールドカップ(W杯)開催国がそれぞれロシアとカタールに決定した。ドイツ各紙は翌日、「票の買収が行われた疑惑をより一層深める結果となった」と指摘し、FIFAの決定にこぞって不快感を表した。 まず、「サッカーの破滅」と題した『ビルト』紙は、直前に収賄容疑が発覚したFIFAの理事2人が投票権をはく奪された経緯を引き合いに出し、今回の結果が金の力によるものであることを指摘した。 「FIFAは砂漠の小国であるシャイフ(注:長老、首長を意味するアラビア語)に票を売ってしまった。カタールが選ばれた理由は、これ以外に説明のしようがない。金に支配されたFIFAでは、結果は投票前からすでに決まっていた」 さらに、ドイツのスポーツ省の責任者も同紙の中で、「誠に残念な結果だ。FIFAには、まず収賄の容疑を完全に晴らしてほしい」と
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く