先日、Yahoo!ニュースで、面白い光景を見た。「ファクターX」を否定する記事と、「これがファクターXだ」と論じる記事とが、ほとんど並んでいたのである。 私は、「ファクターX」のような仮説には、興味がない。科学者ではないので証明する手段を持っていないのが一番の理由だが、「ファクターX」なる概念が出てきた経緯である統計の読み方に信ぴょう性を感じることができないのも理由だ。 山中伸弥・京都大学教授は、執拗に「ファクターX」について語り続けている。仮説を科学的に証明してくれるのは勝手に早くやってくれればいいのだが、「ファクターX」の根拠としていまだに「日本は何らからの原因(ファクターX)で、これまで死亡者が欧米に比べてはるかに少なく済んできました」を理由にしているのは、どういうことなのだろうか。 こんな根拠薄弱な理由で、人命もかかる政策に何らかの影響を与えようと執拗に「ファクターX」を発信し続け
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く