KO率88%の元S・ミドル級王者 vs KO率77%の元ミドル級王者 若さと勢い勝るベナビデスが3度目の戴冠か 現在、スーパー・ミドル級はサウル・カネロ・アルバレス(メキシコ)が主要4団体の王座を独占しているが、そのアルバレスは5月に1階級上のWBAスーパー王者、ドミトリー・ビボル(キルギス/ロシア)に挑戦して12回判定負けを喫した。こうした動きのなかWBCは上位陣を待たせ続けることを避けるため暫定王座設置を決定。 1位のデビッド・ベナビデス(25=アメリカ)対2位のデビッド・レミュー(33=カナダ)の試合を承認した経緯がある。 リング内では強いが問題も抱えるベナビデス ベナビデスは父親がトレーナー、4歳上の兄ホセが元WBA暫定世界スーパー・ライト級王者というボクシング一家として知られる。ベナビデスは13歳のときにボクシングを始めたのだが、その理由は250ポンド(約113キロ)あった体重を