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ブックマーク / originalnews.nico (66)

  • 「人智を超えし者」佐藤天彦 叡王―将棋ソフト PONANZA:第2期電王戦 二番勝負 第1局 観戦記

    プロ棋士とコンピュータ将棋の頂上決戦「電王戦」。 電王戦への出場権をかけて初代叡王(えいおう)・山崎隆之八段、羽生善治九段らが出場した「第2期 叡王戦」を勝ち上がった佐藤天彦叡王と、第4回 将棋電王トーナメント優勝の将棋ソフト・PONANZAとの対局の様子を、生放送および観戦記を通じてお届けします。 電王戦公式サイト 電王戦。将棋の棋戦において初のプロ棋士VSコンピュータ戦。5対5の団体戦を経て、現在は棋士の代表一人と世界で最も強いコンピュータが唯一相見える場。 コンピュータが人智を超えてしまう時―。見たくなかった現実なのか、それとも新しい時代との出会いなのか。将棋を通じて様々な事を考えさせてくれたのが電王戦。 電王戦公式サイトより 棋士代表は佐藤天彦叡王。昨年、28歳にして当時の羽生名人から名人位を奪取した、将棋界の若き横綱。作法や美を重んじ、人柄は明瞭さを伝える。15歳で己だけを信じて

    「人智を超えし者」佐藤天彦 叡王―将棋ソフト PONANZA:第2期電王戦 二番勝負 第1局 観戦記
  • 挑戦する者たち 佐藤天彦九段―千田翔太五段:第2期 叡王戦 決勝三番勝負 第1局 観戦記

    プロ棋士とコンピュータ将棋ソフトの頂上決戦「電王戦」への出場権を賭けた棋戦「叡王(えいおう)戦」。 羽生善治九段も参戦し、激戦となった第2期叡王戦の戦を勝ち抜いたのは、現名人・佐藤天彦九段と若き俊英・千田翔太五段。 新世代を担う2名の決勝三番勝負の様子を、生放送および観戦記を通じてお届けします。 叡王戦公式サイト 左から佐藤天彦九段、千田翔太五段。 昼休憩直前に千田は左手で着物の袂を押さえ、力強く▲5五飛を放つ。大駒をフルに活用し、乱れた後手陣を襲う。局面は緊張感を増し、直感的に両者が頼んだ琉球御膳は喉を通るのかと思った。 激しい手は読みを入れて休憩後に指すのが慣例である。あまりの激しさに早い終局を感じさせたが、この将棋は思わぬ展開を見せる。 新感覚の手 第2期叡王戦決勝三番勝負に進んだのは佐藤天彦九段(名人)と千田翔太五段。第1局の舞台は九州沖縄サミットが行われた「万国津梁館」。20

    挑戦する者たち 佐藤天彦九段―千田翔太五段:第2期 叡王戦 決勝三番勝負 第1局 観戦記
  • 「ファンとしてこれ以上ない幸せな作り方をさせていただいた」パトレイバーREBOOT公開記念の舞台挨拶書き起こし

    ニコ生の新バージョン 「ニコニコ生放送(Re:仮)」が6/19よりサービス開始 生放送の視聴やコメント投稿等の必要最低限の機能を搭載 10月15日(土)に劇場公開が行われた『劇場上映 ゴーゴー日アニメ(ーター)見市』。そこで初公開となった『機動警察パトレイバーREBOOT』。初日の15日に新宿バルト9にて行われた舞台挨拶には、監督・脚の吉浦康裕氏、監修・メカニカルデザインを務めた出渕裕氏が登壇し、アニメ・特撮研究家の氷川竜介氏による司会進行で行われた。イベントではCGを使うことによって実現したパトレイバーのアニメーター殺しのディテールについてや、キャラクター原案のゆうきまさみ氏とのキャラクター作りなどの裏話、さらには2018年のパトレイバー30周年に向けての展望も語られた。 吉浦氏は、発表からイベント当日の午前中まで”エゴサ”をするほどどうなることかと気を揉んでいたらしく……。 ※『

    「ファンとしてこれ以上ない幸せな作り方をさせていただいた」パトレイバーREBOOT公開記念の舞台挨拶書き起こし
  • 叡王戦史上屈指の好カード 佐藤天彦九段―羽生善治九段:第2期 叡王戦本戦観戦記

    プロ棋士とコンピュータ将棋の頂上決戦「電王戦」への出場権を賭けた棋戦「叡王(えいおう)戦」。2期目となる今回は、羽生善治九段も参戦し、ますます注目が集まっています。 ニコニコでは、初代叡王・山崎隆之八段と段位別予選を勝ち抜いた精鋭たち16名による戦トーナメントの様子を、生放送および観戦記を通じてお届けします。 叡王戦公式サイト 左から、羽生善治九段、佐藤天彦九段。よみがえる名人戦の記憶 名人の佐藤と三冠の羽生が準決勝で激突した。叡王戦史上、屈指の好カードといっていい。準決勝から和服を着用しての対局というのも実に素晴らしい。佐藤は桜色の着物に藤色のグラデーションの羽織り。羽生は薄い緑の着物によもぎ色の羽織りという出で立ち。両雄の凛々しい姿を見ていると、名人戦七番勝負の記憶がよみがえってくる。 雄大なモーションで駒を並べている佐藤と羽生の様子は、いつも以上の緊迫感と圧迫感が混じり合っているよ

    叡王戦史上屈指の好カード 佐藤天彦九段―羽生善治九段:第2期 叡王戦本戦観戦記
  • 対局は意外な結末 久保九段―豊島七段:第2期 叡王戦本戦観戦記

    プロ棋士とコンピュータ将棋の頂上決戦「電王戦」への出場権を賭けた棋戦「叡王(えいおう)戦」。2期目となる今回は、羽生善治九段も参戦し、ますます注目が集まっています。 ニコニコでは、初代叡王・山崎隆之八段と段位別予選を勝ち抜いた精鋭たち16名による戦トーナメントの様子を、生放送および観戦記を通じてお届けします。 叡王戦公式サイト 久保九段を待つ豊島七段(左)思わぬ出来事 日曜日の対局。14時からの対局は局しかない。にもかかわらず、将棋会館5階の空気がざわついている。不思議に思いながら対局室へ向かうと、ちょうど豊島将之七段の姿が見えた。「今日はよろしくお願いします」と声をかけると、硬い表情で「久保先生が……」。様子がおかしい。 事情を日将棋連盟の職員に聞くと、久保利明九段が14時開始なのを19時開始と勘違いしたため、到着がかなり遅れるという。思わぬ出来事があったものだ。スタッフが方々に連

    対局は意外な結末 久保九段―豊島七段:第2期 叡王戦本戦観戦記
  • 先入観にとらわれることの恐怖 佐藤天彦九段―丸山忠久九段:第2期 叡王戦本戦観戦記

    プロ棋士とコンピュータ将棋の頂上決戦「電王戦」への出場権を賭けた棋戦「叡王(えいおう)戦」。2期目となる今回は、羽生善治九段も参戦し、ますます注目が集まっています。 ニコニコでは、初代叡王・山崎隆之八段と段位別予選を勝ち抜いた精鋭たち16名による戦トーナメントの様子を、生放送および観戦記を通じてお届けします。 叡王戦公式サイト 左から、佐藤天彦九段、丸山忠久九段。正確無比の丸山でも 「最近多用している角換わりや名人時代に愛用していた横歩取り8五飛戦法など、プロ棋士の中でも研究の精度が際立っています。丸山さんの他にもスペシャリストの棋士はいますが、中でも代表格でしょう」 ある棋士から以前の取材時に聞いた丸山評である。筆者がしきりに筆を走らせていると、メモを取り終える前に「ですがねぇ……」といった声が聞こえた。 「ごくまれにですが、えっといった凡ミスが出るので驚きます。正確無比のイメージがあ

    先入観にとらわれることの恐怖 佐藤天彦九段―丸山忠久九段:第2期 叡王戦本戦観戦記