高橋氏は、いわゆるリフレ派というやつに近いのだろう。私はいわゆるリフレ派が書いた本を読んだ記憶がないので詳しいことは知らないが、リフレ派代表を高橋氏の説とするとサイバーなんちゃってリバタリアン氏の見解の相違はここが大きいだろう。 私が、どちらに軍配を上げるかといえば、当然、高橋氏のほうだ。 では、どちらがより自由主義的かといえば、どちらも国家主義的だ。ただ高橋氏はリフレ政策は”普通の国”のスタンスだと言ってる訳である。 一方サイバーなんちゃってリバタリアン氏は、電波政策以外は具体的なことを何も考えていないから具体性も乏しいし、論理があまりに薄っぺらい。どちらが正しいかという以前にサイバーなんちゃってリバタリアン氏には論点になるネタが存在しない。サイバーなんちゃってリバタリアン氏が高橋氏の説を素朴貨幣数量説に過ぎないと批判しているのは、その基本的な経済学理解の薄っぺらさをあらわしていると私に