2017年1月期の連続ドラマが続々と始まっているが、昨今のヒットドラマの傾向として、パロディやオマージュが差し込まれた作品が多くなっていることが指摘できる。好調だった昨年の10月期ドラマシーンでも、『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)『家政夫のミタゾノ』(同系)などヒット作で目立っていた。かつて、パロディにはどこか“B級”感が漂っていたが、近年はパロディやオマージュがヒットのひとつの要素となっているように感じられる。 【写真】14年ぶり連ドラ出演で騒動を巻き起こした古坂大魔王 ◆パロディ、オマージュシーンで盛り上がった前期ドラマ 『逃げ恥』では、第1話冒頭からヒロイン・みくり(新垣結衣)の日常をドキュメンタリー風に届ける『情熱大陸』(TBS系)のパロディが登場して話題に。その後も『NEWS23』(同系)『新世紀エヴァンゲリオン』(テレ