ポール・ウェンダー博士が作り、同博士がユタ大学医学部の精神科の教授であることから、「ユタ診断基準」と呼ばれています。 注意事項は、同じ精神年齢の人と比べて非常に頻繁に起こる時のみ診断基準に合うとするとあります。 A 次のうち少なくとも15項目において、慢性的な障害をみる。 �@力が出し切れない、目的に到達していないと感じる(過去の成果にかかわらず) 大人が助けを求める第一の理由として、この症状を挙げた。客観的に見て非常に成功していても失敗を重ねていても、本人は迷路に入り込んでしまったような感覚から抜け出せず、本来の可能性を発揮できない。 �A計画、準備が困難 ADDの大人の主たる問題。学校などの枠組みや、そばで世話を焼いてくれる大人の存在がないと、毎日の生活がおぼつかない。普通の人には「ささいな事」が、巨大な障害物となる。約束をすっぽかす、小切手をなくす、締め切りを忘れるなどに