前回はYellowpages.comの事例をベースにペイパーコール(着信課金型広告サービス)をご紹介するとともに、着信型ビジュアルコールセンターやビジュアルサポートサービスへの発展の可能性について示した。実はご存知の方も多いと思うが、グーグルも昨年同様のサービスの試験提供を発表している。グルーグルの発表では、ペイパーコールという言葉は使わないで、クリックツーコール(Click-to-call)という言葉を使っている。 これまでクリックツーコールという言葉は、「端末の画面上に表示された電話番号やCallMeボタンをクリックすると自動的に電話がかけられる」という非常に曖昧な意味で使われてきているように思う。グルーグルのようにクリックツーコール=ペイパーコールという意味に使う場合もあるし、従来のmailto:タグと同様にcallto:タグで記述されたHTML上の電話番号をクリックすると自動的に