福井県の県立高校で開発されたサバの缶詰がJAXA=宇宙航空研究開発機構の宇宙食として認証され、12日、学校で記念の式典が開かれました。 12日は記念の式典が学校で開かれ、生徒の代表がJAXAの職員から認定証を受け取りました。 続いて宇宙飛行士の若田光一さんが講演し「国際宇宙ステーションではチームでコミュニケーションをとることが重要で、その中では食事も大切な要素でした。皆さんのサバ缶が宇宙に旅立つ日を心待ちにしています」と呼びかけました。 高校によりますと、缶詰には地元で養殖されたマサバが使われ、味覚が鈍る宇宙飛行士のために味付けを濃くしているほか、水分が飛び散るのを防ぐためくず粉で粘りを持たせるなどの工夫がこらされています。 JAXAによりますと、早ければ来年にも、国際宇宙ステーションに届けられる可能性があるということです。 若狭高校海洋科学科2年の大道風歌さんは「世界中の人たちに合うおか