前回の記事でファーマコフォアスクリーニングを実施し、約2500個の化合物までリストを絞り込みました。思った以上に減らなかったので、さらなる絞り込みのため、ファーマコフォアを作成した流れを振り返りたいと思います。 リガンド-タンパク共結晶構造を取得(PDB, 6構造) PLIPを使って相互作用を解析 RDKitでPLIF作成 複数の構造で相互作用に関与する残基に着目 4.の残基と近接するリガンドの部分構造を選定(フィーチャー、3つ) 5.のフィーチャーの位置関係からファーマコフォアを作成 このうち、Step 5、Step 6の部分では、共結晶構造1つ(PDB id: 5NIX)をもとに作成をおこなっています。課題として「フィーチャー3つの選択基準がかなり恣意的だった」、ということが挙げられると思います。そこで今回はもう少し、根拠(?)をもってフィーチャーを選択できるか、残りの共結晶構造5つを
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