九州「正論」懇話会の第143回講演会が7日、ソラリア西鉄ホテル福岡(福岡市中央区)で開かれ、専門チャンネルキャスターの我那覇真子氏が「沖縄から日本の未来が見える」と題して講演した=写真(中村雅和撮影)。 我那覇氏は、沖縄の在日米軍への反対運動について「親北朝鮮の活動家が入り込んでいる。在韓米軍と在日米軍の撤退が、北朝鮮にとって利益だからだ」と指摘。その上で「平成12年に元知事の大田昌秀氏を団長として、政官民やメディア関係者ら100人超の訪朝団が組まれたこともある。浸透は著しい」と述べた。 「琉球独立論」については「主導しているのは反米軍基地の活動家だ。背後には、(アイヌを『先住民族』と明記した)アイヌ新法を後押ししたメンバーがいる。大半の県民は冗談だとしか思っていないが、楽観はできない」と訴えた。