DX(デジタル・トランスフォーメーション)――今やあらゆる業界・企業にとって避けられない経営課題だ。その推進には、自社にはいない”デジタル人材”の採用が重要である。だが、過熱するデジタル人材争奪戦を制しても、数年以内にその多くが離職してしまうと聞く。 そこで今回は、こうした「デジタル人材の離職問題」を、転職・離職のメカニズムを表した「転職の方程式」を用いて考えていきたい。 デジタル人材の争奪戦を制しても、その多くが離職してしまう現実 デジタル人材の定義は様々存在するが、ここでは「デジタル技術を活用して、企業や社員に新たな価値提供を行い、事業変革を推進する人材」としたい。 具体的な職種*1としては、デジタル/Webプロデューサー、ビジネスデザイナー、アーキテクト、データサイエンティスト/AIエンジニア、UXデザイナー、エンジニア/プログラマがある。 DX推進を進めるべく、企業側はこうしたデジ
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