コンパイラインフラプロジェクトのThe LLVM Projectは6月8日、次世代デバッガ「The LLDB Debugger」サブプロジェクトを立ち上げたことを発表した。LLVMの技術を土台とし、高性能なデバッガ開発を目指す。 LLDBは、モジュラー構造と再利用可能なコンポーネントを特徴とするモダンなデバッガインフラ。Clang、逆アセンブラAPIなどのLLVMの既存技術を土台とし、マルチスレッドデバッグをサポートする。まだ開発初期段階にあるが、Mac OS X(C、C++、Objective-C)上で基本的なデバッグが行えるという。大規模プログラムでのデバッグでは、現状でもGDB(GNU Project Debugger)より高速で、使いやすい環境を提供するという。 プロジェクトチームは新しいデバッガを開発する背景について、プロジェクトの目標を達成するため、モダンなマルチスレッドプログ
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