【ワシントン=勝田敏彦】米下院は9月29日夜、航空宇宙局(NASA)の2011〜13会計年度の実施計画を定める予算関連法案を304対118の賛成多数で可決した。法案にはスペースシャトルの飛行を1回追加して退役させることや、国際宇宙ステーション(ISS)を少なくとも20年まで運用することなどが盛り込まれている。 従来の計画ではシャトルの打ち上げは来年2月のエンデバーが最後だった。今回、来年6月ごろにアトランティスの打ち上げが追加された。アトランティスにはNASAの飛行士4人が乗り組む。上院は同内容の法案を可決済みで、大統領の署名で法律が成立する。