■ミッション:8ミニッツ (監督:ダンカン・ジョーンズ 2011年アメリカ映画) 『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズ監督が長編2作目として手掛けたSFサスペンスです。 主人公は特殊な装置により、列車爆破テロの犯人を突き止めるミッションを遂行しています。この特殊な装置は、爆破テロの起こる8分前に、主人公の意識を被害者となった男の意識にもぐりこませることができるのです。いってみれば「意識のタイムマシン」ということができるでしょうか。 主人公は、何度も何度も男の意識にもぐりこみ、爆破までの8分間に、列車内を捜査してゆき、そして何度も何度も死を体験してゆくんです。 もうひとつ、この物語では、過去の他人の意識に戻ることが出来ても、決して現実は変えられない、即ち列車爆破テロは止められない、ということになっているんです。主人公は、ここで爆破犯を突き止め、次に起こす爆破テロを防ぐ、ということしかでき
![『ミッション:8ミニッツ』は『月に囚われた男』のさらに上を行く優れたSF映画だった - メモリの藻屑 、記憶領域のゴミ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e1d3ccc4e72a8b96afd83005d8901ebffaa534f7/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fg%2Fglobalhead%2F20111030%2F20111030140421.jpg)