参考比較論として、米国ではNASAやCIAなど国家機関が多数スタートアップ投資をしています。 ただし専門家を招聘して独立機関として権限をもたせつつ監視は行う仕組みとしたり、とはいえ名誉職ではなく民間同様の厚いインセンティブを設けるなりして、プロフェッショナルに運営しています。 これは米国のベンチャーファイナンスエコシステムの歴史の長さとそれ故のプロ人材層の豊富さ、あるいは米国特有の政官財の総合人材流動性の高さ等によりワークしている背景があります。 その点が十分ではないので日本がやるべきではないとは思いませんし、基礎研究からの事業化、事業化からの産業化は日本の悲願でもあり、なんとか実現せねばならないため、総論賛成、やり方として上記の点を含めよくよく研究していく必要があります。
ちなみに、2013年時点では地銀のネット支店のほうがメガより金利が高かったところが少なくない。 https://diamond.jp/articles/-/32541 昔と違い貸出過少なので、預金を集める意味が減っているだろうが、店舗コストがかからない部分を利息の上乗せ分として、預金者を誘引する構造。 特にネットの場合は展開地域に関わらず集めることができるので、ネット銀行や地銀ネット支店は高めにする傾向があるのだと思う(逆に預金を集めたくない場合は利息を下げればいい)。
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