阪急電鉄が伊丹空港へ乗り入れる新しい路線を検討していることがわかりました。実現すれば大阪市中心部の梅田と伊丹空港が初めて鉄道路線で直結することになります。 阪急電鉄によりますと、新しい路線は曽根駅と大阪国際空港(伊丹)結ぶ約3.5キロの区間で、この区間を地下で結ぶ計画を検討しているということです。現在、伊丹空港に乗り入れる鉄道は大阪モノレールのみですが、実現すれば大阪市中心部の梅田と伊丹空港が初めて鉄道路線で直結します。 阪急電鉄は「交通ネットワークの充実が関西の活性化に重要だ」として国土交通省にも意向を伝えていますが、市街地での大規模な地下工事が必要なことから事業費は数千億円規模になるとみられ、需要予測や採算性の検討次第では難航も予想されます。