ギブソンから、衝撃的なSGがリリースされた。その名も「Zoot Suit SG」だ。 「Zoot」という言葉は、もともとジャズのスラングに由来し「先端的なスタイル」を意味するという。見ての通り、マルチピース素材を起用したこのモデルを、エレキギターの最先端をひた走るギブソンが「最先端」と位置づけたところに重みがある。 ◆ギブソンから、衝撃的なSG登場 ~写真編~ そもそもボディにしろネックにしろ、マルチプル材への探求は古くからアプローチされてきたものだが、商業的に成功と言えるようなモデルは未だ誕生していない。音響特性の問題が最大の焦点と思いがちだが、原因はそこではない。これまで支持を得られなかったのは、楽器が道具であると同時にコレクション性や芸術品としての側面を持つという本質的な生い立ちが、人工素材を受け付けなかったからだ。 同じモデルでもボディ材が1ピースであるか2ピースであるかによって価
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