ネットには次々と新技術が生まれるのに、日本の特に大企業はIT化に乗り遅れてしまっている。 その理由は、グーグルが提供する検索エンジンや広告ツールに依存し、アマゾンのトップページやレコメンド機能を表面だけ真似して満足する、そんな企業が多すぎるからである。 自社の本来の強みを忘れ、ユーザー意識が抜け落ちているビジネスがうまくいくはずがない。 iモードの生みの親でドワンゴの取締役などをするIT技術の最前線を走り続けてきた夏野剛氏による本。 IT技術にどう向き合うべきなのかその本質を解き明かしていく。 「グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」のここが面白い IT技術の進歩と乗り遅れた企業たち ここ住数年のIT技術の進歩は目覚ましいものがある。 クラウドコンピューティング、AIなど数年前まではあまり聞きなれなかったIT用語も、数年経つと当たり前のように誰もが使っているような時代になっている。