超高層ビル群がまるごとスラム化したベネズエラの「ダビデの塔」のモノクロ写真シリーズ「The other side of the Tower」 「ダビデの塔」というとイスラエル・エルサレムの旧市街の城塞として残る歴史的な建築遺産が非常に有名ですが、南米ベネズエラの首都カラカスにも同じく「ダビデの塔」と呼ばれる象徴的な建築物があります。この天まで届く勢いの超高層ビルは、数十年に渡りスラムを形成し世界一高いスラム街の一つとして知られてた存在となっています。 南米・ベネズエラの首都カラカスの下町にそびえ立つ「ダビデの塔」は、ベネズエラ全土で3番目の高さを誇る地上45階、高さ190mの超高層建築物。元々この双子の超高層ビルは「セントロ・フィナンシエロ・コンフィナンサス(Centro Financiero Confinanzas)」という名称でベネズエラの金融の中心地として計画され、1990年に工事が