アメコミの代表的なキャラクターといえばもちろんスーパーマンが第一に挙げられるのですが、最近邦訳されたコミックスは少ない。むしろバットマンやX-MEN のほうがたくさん出版されてます。 スーパーマンにはどうしても能天気で快活なヒーロー=子ども向けというイメージがあって、現代日本では心の黒いバットマンや、差別され悩めるX-MEN たちのほうが受け入れられやすいのでしょうか。 きちんとしたスーパーマンのコミックス邦訳は、かつて少年画報社が1959年に雑誌「スーパーマン」を創刊。その20年後、1978年にはマーベリック出版が「月刊スーパーマン」を刊行。さらにその20年後、1996年に小学館プロダクションから雑誌「スーパーマン/バットマン」が刊行(これは3冊だけで終わりました)。あとは単発の邦訳だけ、かな。 現代日本人にとってのスーパーマンは、コミックスよりも映画やTVでのほうがなじみがありそうです