レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督がイタリア『メディアセット』のインタビューで、サッカー界で得た物と失った物について語った。同監督は数少ない人間しか得られない物を手にしたとしながらも、失った物の方が大きいと話している。 「得た物よりも、失った物の方が多いね。子供のころから働きたいと思っていた世界で成功を収めるという、個人的な満足を得ることができた。今の世界では、望んでいる仕事をできる人は多くない。私にはその喜びがある。サッカーがこれをくれたんだ」 「だが、多くの物も失った。生活におけるシンプルなことだ。妻や子供たちと落ち着いてジェラートを食べたくても、それをすることはできない。バカンスに出かけてのんびりしたくても、それをすることができない。あらゆるプライバシーが奪われたんだ」 また、メディアと衝突することも少なくないモウリーニョ監督だが、メディアに対してナーバスなわけではないと強調