さきの参議院選挙で、れいわ新選組から、大型の車いすを使っている難病の患者と重度の障害者の2人が当選したことから、参議院では本会議場の改修などバリアフリー化が進められることになりました。 参議院では来月1日に召集される臨時国会を前に、大型の車いすを使っている2人が活動しやすい環境を整備するため、25日、与野党が参加する議院運営委員会の理事会で対応を協議しました。 その結果、参議院の事務局が事前に聞き取った2人の希望も踏まえて、参議院の正面玄関にスロープを設置することや、本会議場の後方を改修して2人のための席を設けることを決めました。 また2人は採決などに参加するのが難しいことから、本会議場に介助者が付き添うことを認めるなど、バリアフリー化を進めることになりました。