ド文系の僕がSEになって、恐らくうちの会社は交渉術とかエンジニアと営業の翻訳家のような仕事に付かせたがっているんだろうな ということを感じる。 僕は文系、理系の大雑把すぎる切り分けは好きではないが、実際そういう区分法で高等教育も就職活動も成り立っているので 仕方ないのでそういうものだということで割り切っている。 IT業界というかSIerは業界外の人からは理系の人のハッカーみたいない人のプログラマが回している世界を思い浮かべるかも知れないが、文系大学出身者も必要とされている。 物を売るには営業が必要だし、営業が取ってきた案件をお客さんと交渉しながら具体的な形にしていくというジェネラリストをほしがっている。 そして中間業者が一番金を取るという世の中の理と同じように、この案件を取ってきて交渉をして人を動かすという仕事がもっとも金になるし、文系SEとして採用された者に会社が期待する着地点でもある。