麻生副総理兼財務大臣が、過度の疲労により入院している東京都の小池知事をめぐり「自分でまいた種」などと発言したことについて、自民党の二階幹事長は、問題外だという認識を示しました。 麻生副総理兼財務大臣は、先週25日に東京都議会議員選挙の応援演説を行った際に、過度の疲労により入院している東京都の小池知事をめぐり「都民ファーストの会の国会議員がいないから、知事が全部やり、過労で倒れた。同情している人もいるかもしれないが、そういう組織にした。自分でまいた種でしょうが」などと発言しました。 これについて、自民党の二階幹事長は、29日の記者会見で、記者団から麻生氏の発言について見解を問われたのに対し「問題外だと思うから、答弁しない」と述べました。 一方、二階氏は小池知事について「ゆっくり静養して回復し、東京都のリーダーとして引き続き、活躍いただくことを希望し、期待している」と述べました。