(CNN) 米俳優ロバート・デ・ニーロさんが、画家だった父親の追悼ドキュメンタリーを制作した。雑誌「アウト」のインタビューに応え、自分にはそれを制作する「責任」があったと語っている。番組は米ケーブルテレビのHBOで6月9日にプレミア放映される。 デ・ニーロさんの同名の父は同性愛者で、デ・ニーロさんがまだ幼いころに母親と離婚した。デ・ニーロさんはインタビューの中で、自分は母親に育てられて父親とあまり近い関係にはなかったが、深い影響を受けたと語り、「私たちは一緒に野球をするような父子ではなかったが、接点はあった」「悪い父親だったわけではなく、愛情あふれる人物で、私を可愛がってくれた」と振り返った。 抽象画家だった父親は、ニューヨークのマンハッタンにスタジオを構えた。1993年に父親が死去した後、このスタジオはデ・ニーロさんが受け継いだ。 父親の性的指向については「あまり認識していなかった。その
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