ごみ出しや買い物をする夫は20年前と比べ増えたが、掃除や炊事はいまひとつで、妻の48・2%が不満を抱いている―。厚生労働省所管の国立社会保障・人口問題研究所が8日、こんな調査結果を公表した。 妻が常勤の仕事に就いていても、夫の7人に1人は全く家事をしていなかった。夫が家事をする家庭ほど、妻が子どもを持つ意欲が高い傾向がみられ、少子化対策には夫の家事分担が欠かせないことが示された。 1993年から5年ごとに実施している全国家庭動向調査で、 5回目の今回は2013年7月に行われた。全国から無作為抽出した世帯の夫のいる女性が対象で、約6400人が回答した。家事の状況に関しては、60歳未満の約4千人の回答を分析した。 妻の平均家事時間は平日が約4時間40分、休日が約5時間で、過去のデータとほぼ同じだった。 週1~2回以上、ごみ出しをする夫の割合は40・6%、日常の買い物は36・6%。93年はそれ
『全国家庭動向調査』の主な研究成果は、こちらからご覧ください。 2013年7月に実施された第5回全国家庭動向調査の結果の概要を報告します。調査にご協力いただきました皆さまには、心より御礼申し上げます。 全国家庭動向調査は、家庭機能の変化の動向や要因を正確に把握するため、家庭の出産、子育ての現状、家族関係の実態を明らかにすることを目的としています。 国立社会保障・人口問題研究所では、過去4回にわたって全国家庭動向調査を実施し、その結果を公表してきました。前回の調査結果につきましては、『第4回全国家庭動向調査』をご覧下さい。
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