5月1日のメーデーに、東京メトロ(東京地下鉄)駅売店で働く非正規労働 者の女性販売員たちでつくる全国一般東京東部労組メトロコマース支部は全日 ストライキに入り、東京メトロ本社前での抗議アピール行動に立ち上がる。 東京メトロの子会社メトロコマースに雇用されている販売員は正社員、契約 社員A、契約社員Bの三つの雇用形態に分かれ、同じ仕事をしていても労働条 件で大きな格差がつけられている。同支部の組合員は全員、もっとも劣悪な処 遇の契約社員B。月の手取りは13万円台で貯金する余裕はない。高齢になって も年金がもらえない、あるいは年金だけでは暮らせない。正社員には支給され る退職金も、1円も払われない。が、65歳定年制だけが正社員と同じである。 同支部は昨年3月、非正規労働者への定年制に反対して初めてのストライキ と抗議行動を闘った。その結果、当事者であった組合員・瀬沼京子さんは6カ 月の雇用延長
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