東浩紀氏、深夜に独白。三島賞贈呈式後、東氏がキレて半裸騒ぎを起こしていたのには、どうやら深い理由があったようです……。
以下は資本主義の反対は社会主義ということを言うまでもないこととして扱っている。 言うておきますが – インタラクティヴ読書ノート別館の別館 「社会主義の教訓」と「資本主義の教訓」とは「どっちもどっち」ではありません。決定的に非対称的です。 金融日記 一般に資本主義というのは金持ち優遇で貧富の格差がはげしい社会システムだと考えられています。 一方で、社会主義とは社会全体の活力を失うものの、格差という点では平等な社会システムだと考えられています。 私も冷戦終結まではそれを疑うことすらなかった。 しかしそれからの20年で、この二つは直交するのではないかという思いをますます強くしている。 まずは言葉を見てみよう。わかりやすいので社会主義の方から。 社会・主義。それでは社会の反対ってなんだろうか? 資本、ではないよね。 国語の授業では、「社会」の反対は「個人」と教わっているはず。で、この問題に関して
ふだんお相撲なんて見ないくせに角界の不祥事となるとわらわら湧いてきて したり顔でコメントするコメンテーターやキャスターの皆さん。 皆さんは高学歴で、弁に長け、それを職業にしていらっしゃる。 でもお相撲の親方衆は違います。 中卒で入門し、厳しい稽古に耐え、今の地位を築いたのです。 その方たちに説明責任を求めるなんて 私の目には中卒イジメに見えますね。 人にはそれぞれ才能があるでしょう。 優れているところもあれば引っ込んでいるところもある。 それを一様に平均的な理想像を求め、それがかなわないと罵倒する。 最近の日本は、本当に凸凹した人間に寛容じゃないですね。 全員が会社員、地方公務員の手本みたいなメンタリティじゃないとそれだけで目くじら立てる。 そういうメンタリティで勝負の世界に生きられるわけないでしょうよ。 どこでもいい子ちゃんを求めていたら才能つぶすよ。 あらゆる方面で。 優れたものは生ま
文体診断λόγων(ロゴーン) 以下に文章を入力していただくと、名文の中から類似の文体を探し出します。 また、文章の表現力や読みやすさを評価します。入力の上限は5000字です。
漢字の すくない日本語の文章を かいていると、すぐに よみにくいという反応が かえってきます。はたして、よみやすいって どういうことだろう。きょうのテーマは、「よみやすさ」です。 日本語学/日本語教育の研究者であるシュテファン・カイザーさんの「日本語と漢字・日本人と漢字 : 日本語の表記と国内外における捉え方について」という講演が あります。これが、とても よく まとまっています。まず、これを よんでみてください。PDFで公開されています。 あるいは、つぎの文章が とても参考になります。 山口 光(やまぐち・ひかる)1987 「表意文字と表音文字」『日本語学』8月号 山田尚勇(やまだ・ひさお) 1987 「文字体系と思考形態」『日本語学』8月号、43-64 山田尚勇 1990 「文字の型と読みの速さ」『日本語学』11月号、4-29 マーシャル・アンガー「漢字とアルファベットの読み書き能力」
大分県の 教員採用試験で いんちきが あったのではないか、というニュースが さいきん 報じられているようです。 なんと まあ、なげかわしいことだ! 不正は ゆるせん! 競争は 公正に おこなわれなければならん! 個人の 努力と能力こそが むくわれるべきなのであって、コネで 採用が きまるなんて とんでもない! などということを わたくしが いうわけが ございません。試験なんか やるから、「不正」を やるひとが でてくるのです。だから、いっそのこと 教員採用試験なんて やめちゃったら いいのではないか、というようなことを かんがえます。なりたい ひとが 教師になる。ひとが あまるようだったら くじびきで えらぶ。教育に たずさわるのに、とくべつな「適性」だとか「能力」だとかが もとめられるという 社会の ありようは、おかしい。まあ、その はなしは こんど また かきます。 さて、このたびの
ある記事を 紹介します。 「日本語から漢字を引算できるか?」(彎曲していく日常) うえの記事は、日本語から 漢字を とりのぞこうとするのは、排他的なナショナリズムだという内容です。 こうした主張は、子安宣邦(こやす・のぶくに)『漢字論-不可避の他者』岩波書店に かいてあるはなしです。 わたしは日本語表記の問題について 8年まえから かんがえています。わたしの議論は つぎのとおりです。 漢字は、文字表記として ふくざつすぎるために、さまざまな文字弱者を 排除し、抑圧している。 もちろん、漢字を なくせば 文字弱者が いなくなるわけでは もちろんない。だが、おおきく改善することが たくさんある。 わたしが「漢字という障害」という論文で指摘した漢字弱者は、非識字者や識字学習者、盲人、弱視者、ろう者、中途失聴者、読字障害を もつひと、知的障害者、日本語学習者です。 そうしたひとたちが文字情報にアク
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