大阪市立大は23日、理学研究科の女子大学院生(23)が劇薬「アクリルアミド」の水溶液の瓶1本(300ミリリットル)を実験室から持ち出し、服毒自殺したと発表した。実験室の冷蔵庫に保管されていたが、厚生労働省の通知に反して施錠されていなかった。市立大によると、女子大学院生は20日に下宿先で自殺を図り、翌21日に死亡したという。市立大は「保管方法が不適切だった」として遺族に謝罪した。
民放側が本音の議論 バラエティー番組 BPO意見書巡り2010年3月16日 シンポジウムはバラエティー番組のスタジオ収録風に進められた テレビのバラエティー番組のあり方を制作者らが議論するシンポジウムが11日、東京都内であった。放送倫理・番組向上機構(BPO)が番組づくりの見直しを求めたのに対する民放側の「回答」の一つだ。一般の視聴者らも交え、議論は3時間以上に及んだ。 シンポジウムは日本民間放送連盟が「バラエティー向上委員会」と題して開いた。在京民放キー局5社のバラエティー番組の制作者が1社10人ずつ舞台に上がり、BPOの委員や客席の視聴者と意見を交わした。 議論の出発点は昨年11月にBPOの放送倫理検証委員会がまとめた意見書だ。バラエティー番組に視聴者が不快感を抱いているとして問題点を指摘した。 シンポジウムでは、制作者側が「現場介入」と身構えている様子が明らかになった。制作者計50人
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