Christmas with Sheila. From 'Douce France', Dec 18, 1966.
アジアの岸辺 (未来の文学) 作者: トマス・M.ディッシュ,若島正,浅倉久志出版社/メーカー: 国書刊行会発売日: 2004/12メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 50回この商品を含むブログ (79件) を見るアメリカのニュー・ウェーブSF作家トーマス・M・ディッシュの日本独自編集による短編集。トマス・M・ディッシュについは処女長編『人類皆殺し』を読んでいるだけだが、あの長編は相当イヤッたらしい展開を迎える作品だった。世界中に突然未知の大木が生い茂り全ての文明が崩壊、生き残った人類は大木の中空になった幹や根に入り込み樹液を吸って何とか生き延びるが、次第にモラルを失っていき…という話なんだが、要するに人類を植物に寄生する虫程度のものとして描いているのだ。当時、熱心なSFファンとしても知られていた作家の三島由紀夫をして「よくなりたがらない病人のような小説」とまで言わしめた作品だった
2008年11月16日 ネットカフェ難民にもなれなかった男の末路 ここでは表題の「ネットカフェ難民にもなれなかった男」のことを、仮に荻野光男と呼ぶことにする、この名前は彼の正確な本名とは異なっている。このエントリでは、彼について把握できる限りのことをただ単に書いていくだけであり、このエントリには何の未来も無いし、ただ彼の人生の一端が垣間見えるだけで、救われる者は誰もいない。 1 八月三一日、青葉唯石が渋谷のとあるマクドナルドでイー・モバイルを使ったネットの徘徊をしていたところ、一人の男が話し掛けてきた。男は荻野と名乗り、仕事が無いのでそのパソコンで日雇いのアルバイトの情報を検索させてくれと言う。唯石は面白がって、また人を集めるので翌日に再度ここに来て欲しいと告げるとその場でツイッターやらスカイプやら、様々な経路で人を集め、翌日には十数人が集まった。荻野は吃音がひどく、見知らぬ人に囲まれなが
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く