築地市場の場内に一軒の書店があった。魚をテーマにした書籍やムック本など、まさに、築地ならではの品揃え。そこで働く店主に「築地のことが最もわかる本はありますか?」と尋ねると『築地市場クロニクル完全版1603~2018』を紹介してくれた。 取材をともにした写真家の沼田学も声を合わせるように「そうですよね。この本に全部載ってますから。福地さん面白いですよ」と教えてくれた。早速その場で書籍を購入し、読破した。そして、この本の著者である福地享子さんに、築地が歩んだ歴史について、そして今回の移転について、話を聞いた。福地さんが務める築地の資料室、銀鱗文庫の豊洲移転作業でで大忙しのなか、彼女は時間を割いてくれた。 『築地市場クロニクル完全版1603~2018』では、銀鱗文庫におさめられた膨大な資料をもとに、1603年江戸に魚河岸市場ができてから、現代までの歴史を紐解いています。江戸幕府が開かれた1603
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