今回のスーパーコンピューターの系譜は、GPUを使ったアクセラレーターの話である。GPUを使ったアクセラレーターといえば、まずNVIDIA、ついでAMD、最後にインテルあたりがぱっと思いつくと思う。 他にもARMやImagination Technologyも広義のアクセラレーターとしてはやはり名乗りを挙げているし、細かいところではVivante Corporationもこれに含まれるが、これらのベンダーは今のところモバイル向けSoC用のGPU/GPGPUを提供しており、HPCの枠からは外れるのでと除外すると、この3社が一番有名である。 だが、GPUを使ったアクセラレーターとして一番最初に名乗りをあげたのはClearSpeed Technologyである。ClearSpeedのCSX600は、国内では東京工業大学のTSUBAME 1.0にも採用されたので、ご存知の方も多いかと思う。ただし「あ
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