「質問に答える検索エンジン」として話題になった「Wolfram|Alpha」や、Microsoftの「Bing」など、Web検索の世界がにわかに活気づいてきた。来日した米Googleのマリッサ・メイヤー副社長に、Googleが提供する検索サービスとその今後について聞いた。 “ググる”という言葉がWeb検索一般を指して使われることもあるほどに、Google検索は人々の生活に根付いている。だが、検索エンジンとしては完全に1人勝ちしているGoogleを追うようにして、5月には「質問に答える検索エンジン」として話題になった「Wolfram|Alpha」が、6月にはMicrosoftの“意思決定エンジン”「Bing」が公開された。 にわかに活気づいてきたWeb検索の世界には、今何が起こっているのか。これからの検索サービスが目指すべき方向性とは――。米Googleで検索製品とユーザーエクスペリエンスを