宮城県仙台市。 18歳の宮本大は 真冬の夜に河川敷で サックスを1人練習している。 彼の夢は世界一の ジャズプレーヤーになることだ。 高校を卒業した彼は 単身サックス片手に東京に旅立った。 東京にて野外でのサックスの 練習場所を探し求め 隅田川の先 レインボーブリッジの近くが 彼の拠点になった。 そして高校時代の同級生の 玉田の家に転がり込んだ。 工事現場のアルバイトにて 収入を得た宮本は ジャズが聴けるジャズバーの TAKE TWOにやってきたが しばらくはライブは行われないらしい。 しかしマスターのアキコは 宮本の卓越したジャズを聴く力に 何かを感じ今日ライブが行われている ライブハウスを紹介し 宮本はすぐさまそれに向かうのであった。 そこでのライブに感動した宮本。 トイレにて 演奏していたピアニストの沢辺と 出会う。 沢辺は宮本の親指の大きなサックスたこ に驚き声をかけた。 宮本は直