LinuxカーネルにはOOM(Out Of Memory) Killerという仕組みがあり、 メモリ(RAM)が枯渇しシステムが動作不能となる恐れがある場合、 メモリリソースを多く使用しているプロセスを強制的に停止させ、メモリを確保します。 運用上重要なプロセスである場合や負荷試験時など、 OOM Killerの対象として欲しくないプロセスがある場合には、 設定を行うことで、OOM Killerの対象から外すことができます。 設定方法は以下の通りです。 なお、"oom_score_adj"はOOM Killerが停止させるプロセスを選択する際の評価値(スコア)の補正値です。 "oom_score_adj"の値の範囲は-1000~1000で、低いほど停止されにくくなります(-1000でOOM Killerの対象から外れます)。 ※ Linuxカーネルバージョンが2.6.26の場合、設定するフ