いつの時代も「活字離れ」が心配されている。ぼくが大学生だった頃も、「若者の活字離れ」が危機感をもって伝えられていた。そして、令和の現代もそれは変わらない。統計分析研究所アイスタットの活字離れに関する調査によると、活字離れを感じている人は約8割を占め、年代別で20代、30代が多いという。毎日1回以上読むものの第1位は、手っ取り早く読める「アプリ版ニュース」(37%)。だが、「新聞」も33%と第2位を占めている。 ぼくは新聞は紙で読みたいので、4紙取っている。ネットでも読めるのだが、紙面を大きく広げると、この日のニュースの全体像が目に飛び込んでくるのがいい。