『「面白い! 」のつくり方』(岩下 智 著、CCCメディアハウス)の著者は、電通のアートディレクター。 TVCM、Webサイト、アプリ開発、プロダクトデザイン、サービスデザイン、ゲームデザインなどさまざまな仕事に携わる一方、自らイラストやマンガも描いているという人物です。 そのような立場上、ずっと悩み続けているテーマが、「おもしろいってなんだろう?」ということなのだとか。 そして、「そんな漠然としたテーマを体系的に捉えられれば、表現活動のヒントになるかもしれない」という思いから、本書では「おもしろい表現とはなにか」「おもしろい表現をするにはどうすればいいか」について考えているわけです。 ただし「表現」という部分には、重要なポイントがあるようです。 ここでいう「表現」とは、何もクリエイターだけが行うものではありません。クリエイターではない人でも、実は普段から創造的な表現活動をしているのです。