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*技術史の検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 日本の気象観測と予測技術史 古川 武彦(著/文) - 丸善出版

    紹介 気象庁は明治8年に創立以来、気象予報をはじめ波浪・地震・津波・火山についての情報を24時間体制で提供している社会活動および防災において必要不可欠な機関である。とくに気象予報の精度は国際的にも屈指の評価を受けており、現在では世界気象機関(WMO)の一員としてアジア地域の観測の拠点となっている。 本書は長年、気象庁で観測・航空気象・予報業務に携わってきた気象学者が、気象観測の全体像と仕組みについて解説していく。また本文中では、それらに携わることを生きがいとし、天職として来た人々を尊敬と敬意の念を込めて「天気野郎」と呼び、彼らの活躍ぶりにも触れながら日本の気象観測と予測技術の変遷を興味深くたどってゆく。 目次 第0章 序章 第1章 赤坂葵町・代官町時代(1875~1923) ―気象観測の始まり 1.1 「東京気象台」赤坂葵町に創立、気象観測の開始 1.2  皇居北の丸 代官町に移転 ―天気

      日本の気象観測と予測技術史 古川 武彦(著/文) - 丸善出版
    • 科学技術史とAI研究者のオーラルヒストリー|じんぶん堂

      記事:春秋社 エジプトみやげを彷彿させるAIと数学 書籍情報はこちら エジプト文明の始まり 私の机の上に、ペクトナイトと思われる水色の石を削って作ったピラミッドのみやげものが置いてある。15年前に、カイロの市場で購入したものだ。このみやげものの底面正方形は歪み、上から見ると4つの三角形の不揃いで幼い子供が作ったようでほほえましいと今では思えるが、買ったときは、エジプトみやげのピラミッドにしてはあまりの不格好さに、「あんな巨大なピラミッドが建造できるのに、なんでこんな小さなピラミッドがきちんと作れないの!」とカイロの街を案内してくれていた若いエジプト考古学に不満をぶつけてしまった。すると「古代、文明が栄えた場所で、今、文明が栄えているところありますか?」と何を言っているのかという顔で考古学者に問い返された。 数学の発祥とエジプトの運命 紀元前2500年頃クフ王の大ピラミッド建築にかかわった名

        科学技術史とAI研究者のオーラルヒストリー|じんぶん堂
      • 産業技術史の概略:第2期 世界大戦期編1914年〜1945年 | 途次大志の備忘録

        横浜の歴史を知っていけばいくほど、現在の日本の社会の姿が「明治時代、横浜が開港されてから形づくられてきた」とい… 分厚い書籍「産業技術史」を読みながら、私なりに5つの時代区分に分けてみました。今回は、第2期の世界大戦期の1914年から1945年の産業技術の歴史を整理してみましょう。第一次世界大戦が始まる前夜1913年までの第1期の世界大戦前では、横浜開港以来、「官」と「民」の両面から経済とともに産業技術が発展したことを知りました。また貿易赤字というネガティブな状況の中、リバースエンジニアリングという手法で海運や造船、それに製鉄など業界で内製化を果たし、現在も続く多くの企業が誕生したようです。こうした流れの中で、1914年に第一次世界大戦が勃発し、1945年に第二次世界大戦が終結するまでの歴史の渦の中に日本も巻き込まれていきます。

          産業技術史の概略:第2期 世界大戦期編1914年〜1945年 | 途次大志の備忘録
        • 普及活動 ≫ 資料情報 ≫ かはく技術史大系(技術の系統化調査報告書) 分野別全文PDF :: 産業技術史資料情報センター Center of the History of Japanese Industrial Technology

          コンピュータの歴史は米国が戦時中に軍用に開発したENIACとともに始まる。この機はプログラム内蔵型の初号機であるEDSACに発展していく。 日本では1956年に富士フィルムで光路解析用に開発された真空管式のFUJICが最初のコンピュータとされている。その後阪大や東大で真空管式コンピュータの開発が行われたが、やがて電気試験所でトランジスタ式コンピュータの開発が始まり、ETL MarkIIIやETL MarkIVの実現を見るに到る。この間、日本独自の発明になるパラメトロン素子を使ったコンピュータも開発された。 本論文では、以上のようなコンピュータ開発の初期の歴史が分かりやすく記述されている。

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